趣意書近年、産業経済界のグローバル化に伴い、海外で勤務する人々並びにその家族は増加の一途をたどり、その健康管理は、企業にとっても重要課題の一つとなっています。 日本とは異なる生活環境への変化はこれらの人々に種々な障害をもたらし、企業の人的資源の損失につながる一方、新興感染症としてSARSの発症が工場閉鎖という、経営の根幹をゆるがす問題をも惹起した現実は記憶に新しいところです。 このように、海外勤務者並びにその家族の健康問題は、今や企業経営戦略上、極めて重要な課題となっている現状を踏まえ、
を目的として、産業医、産業保健スタッフ等の横断的組織として、海外勤務者健康管理全国協議会を創設することと致しました。 以上の趣旨にご賛同賜り、多くの産業医、産業看護職を始め、産業保健スタッフ等の方々のご参画をお願い申し上げます。 平成18年4月吉日 発起人(五十音順)
|